住宅評論家  櫻井幸雄 氏が注目する 「レ・ジェイド美しが丘」 の
物件特性

住宅評論家 櫻井幸雄

Profile

櫻井幸雄

全国の住宅事情に精通し、現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説で定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞で連載コラムを持ち、Yahoo!ニュース「個人」でも住宅コラムを連載中。テレビ出演も多い。

首都圏のマンション選びは、コロナ禍で少なからぬ影響を受けた。ステイホーム、テレワークの経験から、家族で快適に暮らすことができるマンションが好まれるようになった。住戸の十分な広さや生活を快適にする設備はもちろん、家の中を風が抜ける心地よさや、緑が身近な安らぎを重視。車を利用することが増えたので、駐車場への関心も高まっている。駅への近さや通勤の便利さを捨てることなく、住み心地のよさも譲らない。そう考える人が多くなった。

「レ・ジェイド美しが丘」は、便利さと居心地のよさ2面で注目点の多いマンションと評価される。2020年6月に完成した建物を訪ね、プロの視線から注目すべきポイントを解説したい。

1. 坂が多い東急田園都市線沿線で、
駅からフラットアプローチ・徒歩6分

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東急田園都市線が日本中の注目を集めたのは、1980年代のバブル期。“金妻シリーズ”と呼ばれたテレビドラマのロケ地となり、たまプラーザ駅近くの美しが丘エリアが地価上昇率で全国一になったこともあった。

以来、バブリーな住宅地とのイメージもできあがってしまったが、同線沿線には、居住性を高める工夫が多い、という事実もある。まず、東急田園都市線はすべて高架か地下を走り、踏切が一つもない。だから、駅周辺の交通渋滞が起きにくいし、当然ながら踏切事故も起きない。街路樹付きで幅広の歩道が整備され、小さな子供連れでも安全に歩行できる道が多い。随所に緑地があり、潤いのある街並みが形成されているのも特徴だ。コロナ禍で、緑が多く、潤いのある街の注目度が高まるようになったが、東急田園都市線には、その条件を満たす街が以前から整備されていたのである。

近年、東急田園都市線の「住み心地のよさ」が再評価されはじめた結果だろう、たまプラーザ駅周辺、あざみ野駅周辺の地価が上昇。「レ・ジェイド美しが丘」が立地する横浜市青葉区美しが丘5丁目は、平成30年神奈川県政策局調べの「地価調査概要」で、神奈川県内で4番目に地価が高い場所となっている。一方で、東急田園都市線沿線の住宅地には坂が多く、高齢になると、暮らしにくいという指摘もあるのだが……。

そこで、注目したいのが、「レ・ジェイド美しが丘」の立地である。東急田園都市線の急行停車駅であり、横浜市地下鉄ブルーラインの始発駅でもある「あざみ野」駅からほぼフラット(平ら)な道を歩いて6分――それが、「レ・ジェイド美しが丘」の立地特性となる。

「あざみ野」は駅周辺に買い物施設が集まっているので、日々の買い物も坂の上り下りなしで行える。加えて、最寄りの公立山内小学校への通学路もフラットだ。東急田園都市線沿線の住宅地でありながら、駅からフラットアプローチであることは、「レ・ジェイド美しが丘」の最初の注目点となる。

2. 「たまプラーザ」「あざみ野」2駅の間に
位置するポジションにも注目

image たまプラーザ

「レ・ジェイド美しが丘」の建設地を地図で見ると、あざみ野駅とたまプラーザの間であることが分かる。同マンションからたまプラーザ駅周辺に向かうときは、街路樹が生い茂るムードある道を行くことになる。この道は、あざみ野やたまプラーザを紹介するとき、たびたび紹介写真に用いられるビューポイントでもある。いわば、東急田園都市線沿線を象徴する道路に近いのも、「レ・ジェイド美しが丘」の立地特性だ。

ちなみに、「あざみ野」駅と「たまプラーザ駅」間、2駅の距離は1.1㎞にすぎない。2駅の間に位置する「レ・ジェイド美しが丘」からは、たまプラーザ駅まで歩いても12分ほど。たまプラーザ駅周辺に集まる商業施設も日常的に利用しやすいわけだ。「あざみ野一丁目公園」や「新石川公園」、「美しの森幼稚園」など、小さな子供のための公園、施設が身近であることも、子育て世帯にはうれしいポイント。「レ・ジェイド美しが丘」には、注目すべき立地特性がいくつも備わっているわけだ。

3. 建物で、まず注目したい
「自走式地下駐車場」付き

image 自走式地下駐車場

「レ・ジェイド美しが丘」は今年6月に建物が完成しており、実際の建物と周辺環境を確認できる。その建物を見学して、驚いたのは、建物の地下に駐車場が備えられていることだ。マンションの地下駐車場は、簡単に設置できるものではない。工事の手間とお金がかかるからで、「自走式」つまり自ら運転して指定位置に車をおさめることができるくらいゆったりした広さの地下駐車場となれば、余計に実現しにくい。

私自身、これまで自走式の地下駐車場を見たのは、都心の高額マンションが中心だった。なかなか出会えない地下駐車場が「レ・ジェイド美しが丘」に備わっている。しかも、出入り口には重厚なリングシャッターが付けられ、リモコンで開閉される。部外者が侵入しにくい駐車場なので、車が傷つけられたり、盗難にあう、という心配が少ない。この地下駐車場に、私は自分の車で入らせてもらった。地下に下りるスロープは緩やかで、運転しやすい。地下の駐車スペースは広く、さほど神経を使うことなく車をおさめることができた。これなら、愛車を大事にしている人も、安心だろう。

「レ・ジェイド美しが丘」では、全90戸に対して49台分の駐車スペースがあり、地下の駐車場には28台分のスペースが用意されている。近年、駅に近いマンションは駐車場設置率を下げ、住戸数の3割程度しか駐車スペースを設けないことがある。便利な場所のマンションであれば、車を所有しない人も多いだろう、と考えるからだ。しかし、「レ・ジェイド美しが丘」では、90戸に対して49台分の駐車場があり、そのうち28台が地下駐車場……車に関しても、ゆとりある設計を目指したマンションだと評価される。

4. 共用部にも、長くマンションの財産となるべく
工夫された意匠

「レ・ジェイド美しが丘」の建物で注目されるのは、地下の駐車場だけではない。建物内に入ると、吹き抜けの空間があり、中庭が設けられている。この吹き抜け空間に面して共用廊下を設けているので、「内廊下方式」と同様、外部からの視線が遮られる。わかりやすくいえば、どの住戸に住んでいるか、外からは分からないわけだ。内廊下方式のようにプライバシーを守りながら、換気がよいので、「密」を防ぐ効果も生まれる。建物は地上6階建てなので、吹き抜け内の中庭にも日光が届き、明るい。そして、多くの住戸に吹き抜けに面した窓を設けることで、住戸内の風通しをよくする効果も生まれる。

さらに、この吹き抜け空間には、建築上の注目点もある。それは、1階から6階まできれいにタイルを張った壁面が2面あることだ。このように全面タイル張りの壁は、なかなか採用されない。というのも、全面タイル張りだと、アラが目立ってしまうからだ。きれいにタイルが張られていない箇所があると、見苦しさが際立つ。しかし、面積の広い壁一面にタイルを張り、「1カ所のアラもない」仕上がりを求めるのは大変である。国際基準のプールでタイルを張るのと同じくらい緻密で熟練した技術が求められるからだ。その緻密なタイル張り壁面が2面、見事に立ち上がっている。他にないマンションをつくろう、という日本エスコンの姿勢を表す部分と感銘を受けた。

image パティオホール

5. 住戸内で注目したい、
ひとクラス上の設備仕様

image トランクルーム

「レ・ジェイド美しが丘」で、購入可能な住戸は、1LDK~4LDKで、70㎡台の3LDK住戸が中心になっている。その3LDKは浴室に窓が付いたプランが多く、住戸内設備のレベルが高いのも特徴だ。

たとえば、キッチンにディスポーザー(生ゴミ粉砕処理機)と食器洗い乾燥機が付き、天板はフィオレストーン(天然石の風合いと人工大理石の丈夫さを兼ね備えた材質)。ドイツ、グローエ社の水栓金具も付けられる。さらに、トイレにはタンクレストイレが採用され、便器とは別の場所に手洗いカウンターが付けられている。浴室にはミストサウナが設置されている。そのなかで、特に注目したいのは、ディスポーザーと食器洗い乾燥機。その2つがあれば、オープン型キッチンの暮らしが快適になる、と考えられるからだ。オープン型キッチンとは、LD(リビングダイニング)とキッチンの境をなくし、開放的なキッチンを実現するもの。現在、マンションの間取りで主流になっている方式だが、これを採用するとLDからキッチン内が丸見えになりやすい。丸見えになるため、キッチンをきれいに保つための設備機器が必要になる。食器洗い乾燥機があれば、汚れた食器が流しに積み重なることを防いでくれる。同様に、ディスポーザーがあれば、流しから生ゴミを一掃できる。ディスポーザーと食器洗い乾燥機の効用は大きい。しかし、すべてのマンションに付いている設備ではない。「レ・ジェイド美しが丘」には、ディスポーザーも食器洗い乾燥機も、タンクレストイレもミストサウナも標準設置だ。

このほか、地下に全戸分のトランクルームも付くなど、同マンションの特徴は数多い。建物が完成している「レ・ジェイド美しが丘」では、そのすべてを実地に見学できる。実際に見て、確認して、購入を検討できる--間違いのないマイホーム購入ができるのも「レ・ジェイド美しが丘」の注目すべき特徴といえるだろう。

6. 最後に注目したい、
あざみ野駅周辺の将来性や資産性

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「レ・ジェイド美しが丘」から徒歩6分の「あざみ野」駅は、乗降客数の多い駅である。1日の乗降客数は12万人を超え、渋谷駅、溝の口駅に次ぎ、三軒茶屋駅と肩を並べる多さだ。

じつは、「あざみ野」駅は「たまプラーザ」駅や「二子玉川」駅よりも乗降客数が多い。理由は、東急田園都市線と横浜市営地下鉄ブルーラインの乗換駅であることにありそうだ。その横浜市営地下鉄ブルーラインは、2030年を目処にあざみ野駅から小田急線の「新百合ヶ丘」駅まで延伸することが決まっている。利便性が増し、乗降客数がさらに増えることで、「あざみ野」駅周辺では開発に拍車がかかることが予想される。その「あざみ野」駅北側には、駅近くに大きな個人所有地がある。不動産業界では知らぬ人がいない土地だ。その土地が、将来、どのように活用されるのか。市に寄贈でもされれば、大きな駅前公園ができるのだが……「レ・ジェイド美しが丘」からも近い場所だけに、気になるところである。

いずれにしろ、「あざみ野」駅周辺の開発が進むことは、大きな楽しみとなる。それは、同マンションの資産価値にも影響を及ぼす要因になるに違いない。

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