Crossing出逢い

A world woven with wisdom

We invited Kyoto's leading architect, Waro KISHI,
to supervise the design of the housing complex.

建築家、岸和郎を迎えて。

デザイン監修に迎えたのは、
京都を代表する建築家である岸和郎。
求めたのは、新しいランドマークとなる建築美。

岸和郎
建築家
岸和郎

K.ASSOCIATES/Architects 主宰
京都大学名誉教授
京都工芸繊維大学名誉教授
京都芸術大学大学院教授
1981年の事務所設立以来、京都を拠点に活躍する。

德幸奈
事業企画
德幸奈

株式会社日本エスコン
開発事業本部 西日本開発事業部
西日本建築企画部
京都をはじめ、関西全域で数多くのマンション事業の建築企画を手がけている。

Where everything will intertwine 駅前1分、四条通沿い。都心のほとり。

TOKU

建設地は、阪急「大宮」駅から、わずか徒歩1分、約30mという、駅の近さ。そのうえ、京都市街を東西に貫くメインストリートのひとつである四条通に面したランドマーク性の高い価値ある立地となっています。この立地特性から、京都の市街地にとって、新しいランドマークとなるよう企画したいと考えました。
ランドマークとするためには、デザイン性の高い建築であり、同時に京都の人たちに共感されるような価値を持たせたい。そんな思いから、京都を代表する建築家であり、数多くの著名な建築を手がけている、岸和郎さんしかいないと考えて、デザイン監修のオファーを試みました。

KISHI

最初は、お引き受けするかどうか悩んだのですが、このプロジェクトに対する德さんの熱意に絆されたのです。

岸和郎

Time will tell, space will attract 時空を超える、デザイン。

KISHI

四条大宮ということで、まず思い出したのは、マンハッタンの茶色メインの建築群の中で、街並みを進化させている、ガラスを多用した白い建築の存在でした。

TOKU

本物件は、基本計画の段階から、できる限り開口部を広げて、ガラスサッシュの面を大きくした外観デザインにしたいと思っていました。

KISHI

デザイン監修を引き受けた理由も、大きく開口部を設けることができたからです。しかも、1階層減らして、天井高も高くした。上から下までガラスサッシュが繋がって見え、南面は純白に近い白いタイル壁に。そのうえ、最上階は特別な住戸を創ることができました。
私が尊敬する建築家は現代や20世紀の人達だけではありません。
15世紀ルネサンス期の建築家ブルネレスキも大好きな建築家の一人です。フィレンツェで出会った彼の建築は、私の眼には現代建築と同じに見え、自分と同世代の建築として体験していました。そこに、時代を超越した建築の魅力があるのです。
この建築が、この場所で、現在という時間を軸に、過去から未来へ時空を超える力を持つ。そういう建築の力というものを、私は信じています。

TOKU

総戸数43戸の本物件は、ボリューム的には大きくはありませんが、今回の建築デザインなら、街の印象を変えてくれると確信しています。

外観完成予想図
外観完成予想図
Material
Material
  • 1 磁器質タイル[50角] ホワイト
    使用部位:外壁
  • 2 天然石 グリーンスレート
    使用部位:アプローチ・エントランスホール壁
  • 3 磁器質タイル ダークグレー
    使用部位:アプローチ・エントランスホール床

A design that meets the future of Kyoto 未来の京都を生きる人たちへ。

KISHI

京都の中で、四条大宮は交通のハブであり、商業施設が集まる近代的な街ですが、この建築によって、街も人も確実に変わるはずです。

TOKU

そういう意味で、建築デザインだけではなく、1階店舗には、どんな業態が良いのかまで、岸さんにご意見を求めました。行き交う人にも、住む人にも、カフェなどが相応しいだろうと思います。

KISHI

保守的な京都の人々には、ガラス張りの住宅は敬遠されるかもしれません。しかし、開放的な住空間でもプライバシーが保たれる暮らしは、住む人次第で創れるはずです。ここを選ぶ人なら、自分で発見し、その人らしいクリエイティブなライフスタイルを創り出すことができるでしょう。
建築は、街にも、人にも挑戦する。ここに住む人から、未来の京都が変わっていくことでしょう。過去の様々な時代の建築が、それぞれの時代の住むという概念を変えて、新しい暮らし方を創り出してきた、それと同じことがここでも起きると思います。

德幸奈

Works by Waro KISHI

  • ⒸHiroshi Ueda
    ⒸHiroshi Ueda
    GLASHAUS 靭公園
    集合住宅 RC造 地上14階
    ハウジングデザイン賞 受賞

    ガラス張りのダブルスキンとなる構造。2枚のガラス面の開閉状態を変えることで、中間の空間を外部としても内部としても使用可能とし、メゾネットの住戸や大きな屋外テラスを持つ住戸など、普通のマンションにはない住戸を創り出した建築。

  • ⒸShigeo Ogawa
    ⒸShigeo Ogawa
    京都芸術大学 望天館
    教育施設
    RC造+S造 地上1階・地下3階

    旧館の記憶を残す煉瓦タイルの外壁と見上げる擁壁を設けたほか、これまで無かった空中庭園としての広場を創出し、新しい本部棟として再生した建築。

出逢い