DESIGN＆LANDPLAN

「レ・ジェイド札幌大通ザ・タワー」は地上19階建・全80邸のシンボリックなタワーフォルムで誕生。
札幌中心部を彩る新たなランドマークとして、この地に新たな風景を創出します。

設計コンセプトは“Art deco&Green Line（アールデコ&グリーンライン）”。ニューヨークの近代建築に代表される都会的な高層建築をイメージの源泉とし、当時の意匠様式としての“Art deco”の現代への昇華を目指しています。

フランス語で「装飾美術」「Art （芸術）＋Déco（装飾）」を意味し、初めて世界規模で広まった建築及びインテリアデザインの装飾美術様式として広く知られ、幾何学図形をモチーフとした記号的表現やシンメトリー（左右対称）デザインを特徴とし、存在感のある集合住宅などの外観やインテリア、絵画や彫刻など、その影響は様々な分野に渡っています。

アメリカでは自動車、映画、ジャズなど芸術や文化の面でも世界の中心となり流行。特にニューヨーク市マンハッタンのエンパイア・ステート・ビル、クライスラー・ビルは、アールデコ様式の代表的な建築物として有名で、クライスラー・ビルはマンハッタンのシンボル的存在であり、アールデコ建築の最高傑作とも言われています。

また洗練された都市生活者の日常的なインテリアやファッションなどを象徴するスタイルとしても意識されています。

目指しているのは、そんなニューヨークを象徴する“Art deco”と、札幌都心のオアシス「大通公園」の緑の連なりを弊社では”Green Line”（グリーンライン）と名付け、その共通点を意匠やカラートーンに落とし込んで現代に再構築し、重厚かつモダン、そして安らぎも感じられるモダンな外観デザイン。

“Art deco”を意識した造形が醸し出す歴史を感じさせる重厚感と、縦に伸びるタワーフォルムのボリュームが、JR「札幌」駅南側の都市風景にそびえ立つ、新たな摩天楼を生み出すことに。

また、ニューヨークの“Hight Line”のように、スマートで洗練された都心と、優雅でラグジュアリーな日常が、高い美意識と心地よさでつながるような、立地、商品、意識のすべてがニューヨークナイズされたスタイリッシュなライフスタイルをご提案します。

マテリアルにおいては、壁そのものが焼き物で作ったアートのような和陶壁、突起やくぼみが土ものの風合いを感じさせる古窯変タイルなどを適材適所に採用し、雪国の暮らしに和の温かみを演出できるよう心がけています。

柔らかな開放感を生む高さ5mを確保したラウンジ。
上部にデザイン梁を設け、力強さや木材の温かみを感じさせます。

フロアには幾何学模様をイメージしたタイルパターンを施し、
濃緑の色味を付加することで重厚感だけでなく親しみやすさも演出。

また、ラウンジを飾るアートスペースや、住戸オーナー専用の
コワーキングスペースとラウンジの間に“Art Deco”の装飾を施した
パーテーションを設けています。

建物は上層階からの魅力的な眺望、独立性・開放性を高める角住戸率約90％を実現。都市で自然が感じられる植栽計画を施し、
誇らしく人を迎えるエントランスホールやホテルライクな内廊下設計、全80邸に対して2基のエレベーター、便利な車寄せなど
が、ゆとりのマンションライフをサポートします。機械式駐車場には大型車の収納もスムーズな最大規格のパレットサイズ※1を
採用。また、万が一の際にも慌てず対応できるよう共用部に非常用発電設備や防災倉庫を設けています。

※１ 機械式駐車場パレット/全長：5300mm以下、全幅：1950mm以下、全高：上段2100mm以下/中下段1850mm以下※一部除く

※ルーフトップテラス（展望デッキ）完成予想CGは、19階相当からの眺望写真（2023年11月撮影）にCG加工を施しております。
※掲載の完成予想図・イメージイラストは、設計段階の図面を基に描いたもので、外観形状の細部・設備機器（樋・給湯器等）を一部省略しています。また、建物の形状・仕様・色調・植栽等は、行政官庁の指導および施工上の都合により変更になる場合がございます。なお、現地周辺の建物等は省略しております。あらかじめご了承ください。描かれている植栽は予定種の成長後のイメージを基に描いており、ご入居時の状態を想定して描いたものではなく、竣工時には完成予想図程度には成長しておりません。あらかじめご了承ください。